たびより日常(仮)

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正倉院 THE SHOW 信長を魅了した、名香・蘭奢待(らんじゃたい)ってどんな匂い?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

知人から頼まれていた、”蘭奢待 香りカード”を求めて、

開催中の展覧会、正倉院 THE SHOW に行ってきました。

再現された蘭奢待(らんじゃたい)の香りも体験できたので、そのレポートです。

開催概要

蘭奢待香りカードが品切れしてた時の写真



2025年9月20日(土)~2025年11月9日(日)、

東京・上野の森美術館にて、正倉院 THE SHOW 東京展

が開催されています。

 

監修は、正倉院宮内庁事務所。

高砂香料工業が、協力。

 

 

 

みどころ(個人的なお目当て)

正倉院とは、奈良県東大寺の北側にある宝物庫のこと。

9000件近くの宝物が、1300年にわたって、守り継がれてきました。

本展覧会では、その始まりや、どうして集まったのか?

どうやって保護してきたのか?

等々を辿っていきます。

 

見どころ1:高精細3Dデジタル データ映像

宝物を360度スキャンして得たデータに、演出を加えた映像が上映されます。

肉眼では捉えにくい、質感や細部が紹介されます。

全部で3本構成で、計17分ほど。

 

見どころ2:蘭奢待(らんじゃたい)香りの再現&初公開

時の為政者たちを魅了してきた、香木、蘭奢待。

宝物名は「黄熟香(おうじゅくこう)」。

いわゆる沈香(じんこう)で、 特に蘭奢待は名香とされてきました。

 

正倉院にて保管されていた蘭奢待の、脱落片をもとに分析と調査が行われてきました。

そして分析の末、歴史上はじめてて、蘭奢待の香りが再現されたとのこと。

本展覧会にて初公開。

 

レプリカも展示されるとか。

匂いフェチ、行かないわけにはいきません。

 

 

実際の様子

3Dデジタルデータによる映像。

宝物たちが、大きなスクリーンに映し出されます。

鮮やかな色彩や装飾。本当の宝物、って感じがします。

 

 

尺八や、琵琶の音源をきくこともできます。

渋い。横笛は、結構澄んだ音。

本当に鳴るんだー。

 

凄い長さの目録や、正倉院事務所の方の仕事道具など。

 

 

蘭奢待ってどんな香り?

 

お目当ての蘭奢待!

レプリカも展示されていて、結構大きいです。

 

 

会場内には、再現された香りを体験できるガラス容器が、

いくつか用意されています。

 

蓋を開けて、いざ嗅いでみます。

 

 

めっちゃ、いい匂いや!

 

甘い系の香り。

甘いといっても、フルーツとかではなく、

バニラとかお菓子みたいな意味合い。

なんというか、奥の方にシナモンっぽい要素があります。

 

自分の記憶の中で一番近いのは、

こどもの時に食べた、いただき物の硬めのクッキーの匂い。

そうは言っても、嗅いだことのない良い香りです。

 

時代の為政者たちが、魅了されたというのは分かるかも。

甘いお菓子みたいな、それでいて強すぎない。

こんな香りが、着物や部屋からしたらそりゃ、いいだろうなと。

お金や権力があったら、手に入れたくなっちゃうかもしれません。

 

Amazonで調べたらこんなのもありました。

 

 

機会があったら試して、嗅ぎ比べたりしてみたい。

 

お土産。蘭奢待香りカードはどうだった?

蘭奢待香りカードは、あまりの人気で、一時品切れになっていました。

その後、いろいろ体制が変更された模様。

入場時に、お土産ショップでグッズ購入するための整理券が配布され、

お会計は一人一回まで。香りカードは、1人一つまで。転売禁止。

 

手に入るかドキドキしましたが、購入できました。

蘭奢待香りカード

 

 

自分用にはブックマーカーを購入。こちらも素敵。

なかなか気に入る栞を持っていなかったので、結構嬉しいです。

 

 

知り合いに、香りカードを渡すと、さっそく嗅いでみたいとのこと。

その場で開封。

(密閉パウチされた袋がカードに挟んであるので、それを切って開けます。)

 

こちらも、嗅がせてもらいました。

 

蘭奢待香りカードに、鼻を近づけてみると

会場で嗅いだのとは、またちょっと違う雰囲気の香りがします。

カードにしてあるからでしょうか?

 

若干の違いですが、

シナモンがちょっと強めで、より青っぽい匂い。

シナモン風味の柏餅みたいな、香りに感じました。

ほぼ一緒だけど、ちょっと違う。

 

個人的には、会場で嗅いだ香りのほうが好みでした。

同じ匂いであっても、周りの空気や湿度、お香の形態などの条件で、

変化するのかもしれません、

いずれにせよ蘭奢待の香りと、話題の香りカードの両方を、

実際に嗅ぐことができてよかったです。

 

 

今回は、公式図録は作成されていないとのこと。

図録がありそうだと、思ってあまり写真を撮らなかったことをやや後悔。

図録を買う気満々でした。

下調べって大事。

 

 

匂いフェチ、良い匂いが好き、フレグランスに興味がある方は、

行ってみて損はないかもです。