たびより日常(仮)

ひとりで毎日ご機嫌に過ごす方法

恐怖心展に行ったら、なんだかほっとした。

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東京・渋谷のBEAMギャラリーで開催されている、

『恐怖心展』に行ってみました。

以下個人的感想です。(備忘録)

 

 

2024年に『行方不明展』という

およそ10万人が来場した展覧会がありました。

今回の『恐怖心展』は、その時のクリエーターさんたちが

再び集まり、作り上げた展覧会です。

 

先端が尖っているものが怖い。

高いところが怖い。

死ぬことが怖い。

捨てることが怖い。

 

”恐怖心”を抱く対象は、人それぞれ。

そうした”恐怖心”の対象と個人の体験について、様々な展示がなされています。

 

受け取り手次第の色々な恐怖が、

世界のどこかしこに転がっている、

そんなことに気づかされます。

 

確かにそういう怖さあるよね、と共感したり、

語り合ってる来場者の様子も印象的でした。

 

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とある質問サイトに、

「いったいこれは何が怖いのでしょうか?どなたか教えてください。」

という質問が、恐怖心展の展示の写真を添えて、投稿されていました。

 

ネタなのか、からかっているのか、

本当に分からなくて聞いているのか。

真意は分かりません。

私にとっては怖くても、誰かにとっては怖くない。

越えられない溝のようなものがある。

 

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お笑い芸人のイモトアヤコさんが、蛇を前にした時のリアクションを見て、

視聴者やほかの演者さんたちは、クスっと笑います。

でも、そんなイモトさんをみて、”克服しろよ”、なんて思いません。

芸人としての仕事を全うしていると思うから、というのも

そんな風に思わない理由の一つでしょう。

ただそれよりもっと、彼女が

”どうしようもなく蛇が苦手・怖いことを知っているから"、

というのが大きい気がします。

そして、ヘビが怖い、というのを

彼女の一つの個性としてみていることもあるのかも。

 

”恐怖”なのだから、仕方がない。

それもその人を構成するものの一つである。

恐怖を共有することって、

受容や優しさにつながるのかもしれない。

 

苦手なものがない方がいい、無くなるように努めるべきだ、

と思いながら過ごしてきました。

そうするのが正しいのだと。

できる限りの努力をしないのはずるいと、思っていたこともあります。

 

でも、自分が”苦手”と思っているものって、

”恐怖”と言い換えられることもできるのかもしれないと思いました。

心臓がバクバクして、冷や汗が出て、口中の水分が飛んでしまう、

足がすくんでしまう、眠れなくなってしまう、そういう対象。

どうしたって、どうしようもならないもの。

 

そこまで来たら、”苦手”という、克服の対象に無理くり押し込まなくてもいいのかな?

苦しくてどうしようもなくなるのなら、

”恐怖の対象”として、一度距離をとってもいいのかもしれない。

ちょっとくらい、バチは当たらないかも?

そんな風に、ちょっと、許されたような気持になりました。

 

 

恐怖心展

『恐怖心展』は、

2025年7月18日(金)~8月31日(日)

11時~20時(最終入場は閉館30分前)

渋谷BEAMギャラリーにて開催されています。

事前にチケットや、日時指定券の事前購入が必要です。

詳細は公式サイトなどで、よく確認の上行かれてみてください。

 

渋谷観光の候補としていかがでしょうか。

大切な方、身近なあの人、気になる人と一緒に行ってみるのもいいかもしれません。